楽観的になりたいなら、客観的になることだ
斉藤 茂太
辛いとき、苦しいときは、
それだけで気持ちがいっぱいになります。
悲しみ・怒り・苦しみ・寂しさ・後悔・・・
こんな感情が満ち溢れて、
それ以外何も思うことはできません。
でも、そんなときに、誰かの一言で
心が軽くなったことは ありませんか?
何事も、その中にどっぷり漬かっていると
自分がどうなのか見えなくなります。
でもほんの少し視点を変えれば、
自分の状況がわかります。
全然違う側面も見えてきます。
私は面白いことが好きです。
苦しい状況でも、
「楽しい・おかしい・笑える」
ことがあれば、気持ちが軽くなります。
それに私の悩みも、他人からは
何でそんなことで悩むの?
と思われるかもしれません。
辛い事の最中に自分を客観視するのは
すごく難しい。
それでも、少しずつでもいいから
できるようになりたい。
辛い思いをしている人に
こういう見方もあるよって、
心を軽くするアドバイスが
できるようになりたいな。