天高く馬肥ゆる秋

杜審言・詩『蘇味道に贈る』

秋になると時節の挨拶で良く使われるこの言葉。

この言葉は本来は全く別の意味だった…
って知ってました?

その昔、中国では北方の騎馬民族の匈奴が
収穫の秋になると大挙して
略奪にやってきていました。

そのため、漢の趙充国は
「馬が肥ゆる秋には必ず事変が起きる、
今年もその季節がやってきた」
と、警戒するために言った言葉が
由来だそうです。
後に匈奴が滅びた後に
現在の意味で使われるようになったとのこと。

実は結構、緊迫した言葉だったんですね~。
状況に油断せず、備えること・・・色々な所で使えますね。

この言葉、女性の間では
食欲に負けちゃダメ的な感じでも使われますね。
私も気をつけねば・・・(^ ^)。

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