光陰矢のごとし
年を取れば取るほど時間が経つのが早くなる
…ほとんどの人がこう思っていませんか?
私も思ってます(^ ^)
大人と子どもでは、体感時間が違うそうですが
これには、3つの説があるそうです。
① ジャネーの法則
自分の人生の長さと、自分が感じる時間の長さは
反比例するという説です。
つまり、長く生きれば生きるほど、時間を
早く感じるのだそうです。
例えば、
10歳の子どもが感じる1年は、自分の人生の
10分の1もあります。
でも、50歳の大人が感じる1年は、自分の人生の
50分の1しかありません。
そのため、50歳は10歳よりも5倍早く
感じられるのだそうです。
②心拍数の法則
「心拍数」と時間の感覚には関係があるという説です。
心拍数が高いほど、時間を遅く感じるということです。
子どもの心拍数は大人より早いですね。
そのため子どもは時間をゆっくり感じるそうです。
③色々な経験をしているから説
子どもは始めて体験することが多く、
色々な出来事があった(=時間が長い)と感じます。
大人は色々な経験をしているので、
新鮮さや強い印象が薄くなり時間が短いと感じます。
こういう説がありますが、まだこれという決め手はありません。
私としては、②と③を足したら自分の実感に近いかな?
ところで、この言葉の出展は
中国・唐代中期の詩人・李益の「游子吟」
と一応されているのですが
正しいかどうかは不明です。
でも、出典不明のこの言葉が
何百年も使われてきたのは
それだけ感覚にマッチしていると
いうことなのでしょうね。